スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

5月, 2020の投稿を表示しています

富察傅恒(ふちゃふこう)は清国乾隆帝の頃の大将軍で皇太子を支えた皇帝の義弟

富察傅恒(ふちゃふこう) 富察傅恒(ふちゃふこう)は1722年に生まれ、1770年に没した清王朝の大臣・軍人です。満州族出身の名門貴族です。乾隆帝の第一皇后、富察氏の実弟です。軍機大臣、大學士を務めました。 概要 侍衛(しえい)を経て内務府大臣、戸部尚書、軍機大臣、保和殿大学士を務めました。一等忠勇公を授かりました。皇太子を補佐する太子太保、太保を務めました。大金川の戦いで総指揮をとりました。乾隆帝からは文忠の号を贈られました。息子は嘉勇郡王に封じられました。 誕生 傅恒は満州族の名門、富察族に生まれました。 戦争 1747年~1749年 大金川の戦い(現在のアバ・チベット族チャン族自治州)。 1754年~1756年 内乱を鎮圧しました(現在のイリ・カザフ自治州)。 1768年~1769年 軍の最高司令官となりビルマへ侵攻し、戦に敗れて停戦を結びました。 逝去 ビルマへの遠征から戻り、北京でマラリアにかかって亡くなりました。 家族 父は李栄宝(りえいほう)です。 妻は那拉氏(ならし)です。 姉は乾隆帝の皇后、孝賢純皇后富察氏(こうけんじゅんこうごうふちゃし)です。 甥の 明瑞 は乾隆帝の義理の息子ですがビルマ征服に失敗し自害しました。 富察傅恒(ふちゃふこう)が登場するドラマ 瓔珞(えいらく)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 富察皇后(ふちゃこうごう)の弟として侍衛(しえい)という皇帝の護衛役で登場します。乾隆帝の弟、弘昼(こうちゅう)や海蘭察(ハイランチャ)の友人という設定です。性格や行動はとても真面目で仕事が終わった後は書斎で本を読んで兵法の勉強をしています。馬術はもちろん棒術にもすぐれ戦場での武勇は数知れず。そして身近にいる美女にも一切手を出さず生涯を通じて一人の女性を愛し抜いた男の中の男です。 関連記事 孝儀純皇后魏佳氏(こうぎじゅんこうごうぎかし)は乾隆帝の第三皇后 儲秀宮(ちょしゅうきゅう)の解説 全話あらすじ一覧 瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 ストーリーを詳しく解説! 参考: Wikipedia 中国 - https://zh.wikipedia.org/wiki/%E5%82%85

孝儀純皇后魏佳氏(こうぎじゅんこうごうぎかし)は乾隆帝の第三皇后: Empress Xiaoyichun

孝儀純皇后魏佳氏 乾隆帝の第三皇后です。嘉慶帝の生母です。後宮唯一の漢民族出身です。父は内管領という地位にいた魏清泰、母は楊佳氏です。父の身分は三等公で官位は超品といって正一品よりも高い位です。孝儀純皇后には二人のきょうだいがいました。魏佳氏は1727年に生まれ、魏貴人となった後、1745年18歳頃に魏貴人→令嬪に冊封され1749年に令妃になりました。1756年29歳頃に固倫和静公主を産みました。1757年に永璐を産みました。1758年31歳頃に和碩和恪公主を産みました。1759年32歳頃に貴妃に冊封されました。1760年33歳頃に第十四皇子の颙琰(のちの嘉慶帝)を産みました。1763年に第十六皇子を産みました。1766年39歳頃に第十七皇子の永璘(慶僖親王)を産みました。1765年に皇貴妃に冊封されました。1775年に48歳頃で亡くなりました。1796年、乾隆帝の引退とともに皇太子が即位すると魏佳氏は皇后に追尊されました。 孝儀純皇后魏佳氏が登場するドラマ 「瓔珞(えいらく)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」 このドラマでは魏瓔珞(ぎえいらく)という名前で登場します。瓔珞(えいらく)という名前やストーリーは架空のものです。 考察ポイント 少し考えてみてください。18歳で嬪になり、初出産までの期間が10年あります。避妊薬というものが当時あったのかどうか知りませんが、29歳の時にコウノトリが来たということは、それまでの10年間は乾隆帝に愛されたのかどうだったのでしょうか。あっという間に昇進したのに、なぜ子ができなかったのか謎です。現代医学の常識で考えれば、愛されればあっという間に子ができるはずですが。もしかしたら古(いにしえ)の避妊具のようなものがあったのかもしれません。 乾隆帝の好みは成熟した色気と才気を兼ね備えた女性ということなのでしょうか。嫡子となる子を育てる時に母が賢くある必要があると考えた末のことなのか。それとも権力の関係で順番が回って来たとか。 関連記事 富察傅恒(ふちゃふこう)は清国乾隆帝の頃の軍人で皇太子を支えた皇帝の義弟 儲秀宮(ちょしゅうきゅう)の解説 全話あらすじ一覧 瓔珞<エイラク>紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃 ストーリーを詳しく解説! 参考: 中国語版Wikipedia https://zh.wikipedi

儲秀宮(ちょしゅうきゅう)とは、紫禁城にある宮殿のひとつで明王朝と清王朝の側室の住まい

儲秀宮(ちょしゅうきゅう) 儲秀宮(ちょしゅうきゅう) 写真はwikipediaから引用しました 儲秀宮(ちょしゅうきゅう)は現存する中国の紫禁城の中にある歴史建築です。明王朝と清王朝の側室が占有する住居でした。儲秀宮(ちょしゅうきゅう)が建てられたのは1420年の永楽帝の時代で当初は「寿昌宮」と名付けられました。1585年に「儲秀宮」という名前に改められました。1884年に西太后が大規模な改修を行いました。 中国ドラマ「瓔珞(えいらく)紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃」に登場する儲秀宮(ちょしゅうきゅう)。ドラマの中では高貴妃(こうきひ)が住んでいました。 実際に乾隆帝の時代に長春宮に移る前の富察氏や、高氏、魏佳氏が住んでいました。 基礎データ 英語名: Chu Xiu Gong または Palace of Gathering Excellence 所在地: 39°55'11"N   116°23'22"E 関連記事 孝儀純皇后魏佳氏(こうぎじゅんこうごうぎかし)についての解説 参考: 儲秀宮 Wikipedia https://zh.m.wikipedia.org/wiki/%E5%84%B2%E7%A7%80%E5%AE%AE\/

瓔珞(えいらく)22話 証拠の帯 のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)22話 証拠の帯 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 瓔珞(えいらく)は富察皇后(ふちゃこうごう)と爾晴(じせい)に今度の企みが高貴妃(こうきひ)の策略によるものであると明かしました。瓔珞(えいらく)はその場しのぎに女官の遺体に漿花(しょうか)と鳳仙花(ほうせんか)の汁を使い京劇ごっこで楊貴妃に扮したかのような偽装をしたと答えました。爾晴(じせい)は長春宮で流行った遊びがもとで女官が死んだので事が明らかになれば皇后の責任が問われると呟きました。明玉(めいぎょく)は高貴妃(こうきひ)がどうして女官の死を予見できたのか不思議に思いました。瓔珞(えいらく)は先ほどの三人の女官のうち生き残った二人は悲しんでいなかったので計画的にもう一人の女官を突き落としたのだろうと言いました。 富察皇后(ふちゃこうごう)は小細工をした瓔珞(えいらく)と明玉(めいぎょく)を甘やかしすぎたと落胆しました。瓔珞(えいらく)は間違ったことをした自覚がありませんでした。 儲秀宮(ちょしゅうきゅう)。 皇太后の命令により、高貴妃(こうきひ)の専用舞台が取り壊されました。皇太后の侍女、劉女官(りゅうにょかん)は部下たちに舞台を全部壊すよう命じていました。劉女官(りゅうにょかん)は「清の妃嬪(ひひん)は品位を保ち貞淑でなければならぬ。芝居に興じ君主を惑わすなどもってのほかである。」と皇太后のお言葉を貴妃に伝えました。芝蘭(しらん)は衣装を燃やないで欲しいと頼みました。劉女官(りゅうにょかん)は妃は後宮の手本とならねばならぬという皇太后の命令により、大切な衣装を燃やさせました。 高貴妃(こうきひ)はお気に入りの衣装だけは残して欲しいと頼みました。しかし劉女官(りゅうにょかん)は「今後芝居に興じた者はこの服と同じように始末されるでしょう」と冷たく言うと衣装を火の中にくべました。 長春宮。 富察皇后(ふちゃこうごう)は食事を拒んで自らを戒めていました。 夜の儲秀宮(ちょしゅうきゅう)。 舒貴人(じょきじん)は目通りを願いましたが芝蘭(しらん)は拒絶しました。舒貴人(じょきじん)は庭で土下座しました。 長春宮。 瓔珞(えいらく)は皇后の機嫌を直すベク奮闘しました。 富察皇后(ふちゃこうごう)は衣装に扮して舞わせた瓔珞(えいらく)たちに腹を

瓔珞(えいらく)21話 消えた仏の蓮 のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)21話 消えた仏の蓮 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 明玉(めいぎょく)は花火見物をして妃嬪たちの皇帝への貢物の管理を怠りました。花火が打ちあがっている隙に舒貴人(じょきじん)が贈った仏塔の仏の蓮(仏舎利)がなくなり、明玉(めいぎょく)はその責任を魏瓔珞(ぎえいらく)に押し付けました。珍珠(ちんじゅ)はみんなと花火を見に行ったけど明玉(めいぎょく)に怒られたのですぐに戻ったと言いました。珍珠(ちんじゅ)は舒貴人(じょきじん)の影を見た気がすると答えました。明玉(めいぎょく)はすぐにでも舒貴人(じょきじん)を問い正しに行こうとすると、瓔珞(えいらく)は止めました。 「花火のために蝋燭を消して辺りは暗かった。女官の証言など誰も信じない。私は信じるけど確かな証拠がない。」 瓔珞(えいらく)は言いました。 明玉(めいぎょく)は皇帝に報告すべきだと言いましたが、瓔珞(えいらく)は皇后の体面が汚されるので止めました。 明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)のせいだと言いました。 このままでは全員処刑されてしまうので瓔珞(えいらく)は明玉(めいぎょく)に協力を求めました。 富察傅恒(フチャふこう)と海蘭察(ハイランチャ)が会場の外を警備していると、太監が現れこっそり耳打ちしました。傅恒(ふこう)は乾清宮を封鎖して警備を強化することにしました。 乾清宮。 再び万寿節の宴が再開されました。女官たちは舞を披露しました。明玉(めいぎょく)は皇后に耳打ちしました。舒貴人(じょきじん)は問題が起きたことが皇后に伝わり満足そうに微笑しました。 富察皇后(ふちゃこうごう)は最後の雑技の演目を変えて長春宮の見世物をしたいと言いました。 乾隆帝が許可すると瓔珞(えいらく)が出て来て手品を披露しはじめました。瓔珞(えいらく)は黄金のハンカチを鋏で切りました。細切れになった布に瓔珞(えいらく)が息を吹き替えると布は一枚に繋がりました。 次に瓔珞(えいらく)は「念力による物体移動」を演じ始めました。瓔珞(えいらく)が床に布を掛けて念じると、布が盛り上がり仏塔が現れました。 貴賓たちは仏舎利が無いことに気が付きました。 瓔珞(えいらく)は仏舎利を「あのお方に預けました。舒貴人(じょきじん)です。」と言いました。 舒貴人(じょきじん

瓔珞(えいらく)20話 誕生日の贈り物のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)20話 誕生日の贈り物 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 夜はの養心殿の控室。 魏瓔珞(ぎえいらく)は徳勝から渡された黄連の煎じ薬を飲みました。 養心殿の皇帝の部屋。 乾隆帝は葉天士(ようてんし)に瓔珞(えいらく)が薬を飲んだか尋ねました。 「なぜあの者に黄連を飲ませたいのですか?」 葉天士は皇帝に尋ねました。 「あの者の腹の中は腐りきっておる。黄連は解毒作用があるゆえちょうど良い。ところで、症状に合う薬で最も苦いものは?」 乾隆帝は尋ねました。 「陛下。あの者が憎いならいっそ殺してしまえばどうですか?」 葉天士は言いました。 「朕は明君である。功績のある者をむやみに殺せぬ。世に知られたら狭量な皇帝と噂されよう。」 乾隆帝は言いました。 「私の失言でした。苦い薬は黄連は木通(もくつう)、龍肝草(りゅうたんそう)などですが、最も苦いものは苦参です。」 葉天士は言いました。 「今日からさまざまな苦い薬を日に三度やれ。拒んだら口に流し込め。良薬口に苦しだ。これも命の恩人を思いやってのことだ。意味がわかるな?」 乾隆帝は葉先生に命じました。 養心殿の控室。 富察傅恒(フチャふこう)は眠っている瓔珞(えいらく)の額の手ぬぐいを交換すると、軟膏を発疹が出ている手や首に塗りました。傅恒(ふこう)は看病を終えると瓔珞(えいらく)の頬に口づけしました。 朝になり瓔珞(えいらく)は目覚めました。 「彼だったの?」 発疹が治りました。 葉先生は軟膏を瓔珞(えいらく)に渡すと「なぜ落花生を口にして発疹が出たのに疥癬と偽ったのか」尋ねました。 瓔珞(えいらく)は乾隆帝の罰から逃れるためだと答えました。 葉先生は瓔珞(えいらく)の忠義心に感心すると、今後も助けることを約束しました。 皇帝の部屋。 乾隆帝は李玉(りぎょく)から瓔珞(えいらく)が長春宮に戻ったと聞き、自分よりも早く治ったことを怪しみました。 乾隆帝は瓔珞(えいらく)を叱りに行こうとすると、女官たちが「瓔珞(えいらく)は皇帝陛下の恩人で女官の誇り」と噂していました。 「無礼な奴婢を赦すなんて陛下は寛大ね。陛下の仁徳は世間からも評される。」 女官たちは噂していました。 「朕を怒らせたのは治療のためで看病により病が伝染した。魏瓔珞は勇敢で忠実と噂されておる。完

瓔珞(えいらく)19話 決死の大芝居のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)19話 決死の大芝居 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 高貴妃(こうきひ)は継母に虐げられた哀れな女性を演じると乾隆帝に抱き着きました。 乾隆帝は高貴妃(こうきひ)と床を共にしました。 富察皇后(ふちゃこうごう)はずっと皇帝の来訪を待っていましたがかわりに来たのは李玉(りぎょく)でした。李玉(りぎょく)は皇帝が儲秀宮(ちょしゅうきゅう)に行ったことを皇后に伝えました。瓔珞(えいらく)は嘘をつかなかった李玉(りぎょく)を恨みました。 翌日。 瓔珞(えいらく)は怒りのあまり木の葉を破って不満を発散していました。そこに富察傅恒(フチャふこう)がやって来ました。瓔珞(えいらく)は皇宮一の美女、高貴妃(こうきひ)のことをますます恨みました。傅恒(ふこう)は皇帝陛下が治水工事で貢献した高斌(こうひん)の顔を立てて高貴妃(こうきひ)の頼みを聞き入れたと言いました。 瓔珞(えいらく)は次に姉が殺された夜のことを傅恒(ふこう)に尋ねました。傅恒(ふこう)はあの夜の宴を中座した皇族はいなかったと答えました。 「本当ですね?わかりました。信じます。太監に分からなければ陛下の快刀に当たります。」 瓔珞(えいらく)は傅恒(ふこう)に顔を近づけました。 傅恒(ふこう)はどぎまぎしてしまいました。 養心殿。 乾隆帝の体に赤い発疹が出ました。張院判は疥癬虫に侵されたと診断し、硫黄膏と熱を下げる薬を処方をしました。 長春宮。 張院判は富察皇后(ふちゃこうごう)に皇帝の病気を知らせました。富察皇后(ふちゃこうごう)は皇帝の看病をすることに決めました。明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)に養心殿に泊り皇帝の世話をするよう命じました。爾晴(じせい)は明玉(めいぎょく)に命じたはずだと言いました。瓔珞(えいらく)は姉の手がかりが掴めると思い危険な仕事を引き受けました。爾晴(じせい)は保身をはかる明玉(めいぎょく)に「いつか誰もあなたを信じなくなる」と言って警告しました。 養心殿の前。 富察皇后(ふちゃこうごう)と瓔珞(えいらく)が門前まで行くと高貴妃(こうきひ)と純妃(じゅんひ)と嫻妃(かんひ)が皇帝の世話をしたがっていました。 「かつて疥癬にかかった私ならお世話ができると思うの。」 富察皇后(ふちゃこうごう)は言いました。 「そ

瓔珞(えいらく)18話 涙の舞のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)18話 涙の舞 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 愉貴人(ゆきじん)が出産したばかりの皇子をめぐり、生かすか殺すかの議論になりました。乾隆帝は姿勢の名医に診せることに決めました。葉天士(ようてんし)という医師が皇宮に呼ばれました。葉天士は瓔珞(えいらく)を見て動揺しました。葉天士は美女ばかりで気が散ってしまいましたと釈明しました。皇子を診察した葉天士は単なる黄疸だと診断しました。宮廷医師はプライドが傷つき金瞳だと反論しました。葉天士は今回の黄疸は母親の胆汁による病理性のものだと言いました。葉天士は各地を巡り奇怪な病を診て来たと自信を見せました。乾隆帝は葉天士に治療法を尋ねました。葉天士は半月あれば薬で治ると言いました。乾隆帝は皇子を治療するよう命じました。高貴妃(こうきひ)は態度を翻し、名医に出会えて九死に一生を得たと喜びました。瓔珞(えいらく)は第五皇子を守り抜きました。乾隆帝は高貴妃(こうきひ)を赦し、今回の騒動の口外を禁じました。 遅れて純妃(じゅんひ)が現れました。純妃(じゅんひ)は男の遺体を太監に運ばせました。高貴妃(こうきひ)は純妃(じゅんひ)が自分に第五皇子殺しの下手人に仕立てようとしていると皇帝に言いました。殺された男は御膳茶房の料理人で愉貴人(ゆきじん)の食事を作っていました。瓔珞(えいらく)は愉貴人(ゆきじん)が「新人の料理人がバウルサクという郷土料理を作ってくれた」と言っていたことを思い出して証言しました。純妃(じゅんひ)は料理人が作ったバウルサクを持って来させました。葉天士は本物のバウルサクだと言いました。瓔珞(えいらく)はバウルサクに牛乳や酥油(そゆ)が入っていると説明しました。葉天士は愉貴人(ゆきじん)が普段から甘い物を食べていることを知ると、母親が胆汁過多で甘い物や辛い物、生物を食べ過ぎないよう注意しなければならないと言いました。葉天士はおやきの食べ過ぎで皇子が黄疸になったと言いました。 純妃(じゅんひ)は以前から愉貴人(ゆきじん)の食べ物を調査しており御前茶房に行ったら男が自害したので黒幕が誰かは明らかだと言いました。身に覚えのない高貴妃(こうきひ)は怒りました。瓔珞(えいらく)は高貴妃(こうきひ)が以前から愉貴人(ゆきじん)に嫌がらせをしていたので

瓔珞(えいらく)17話 母子の受難のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)17話 母子の受難 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 儲秀宮(ちょしゅうきゅう)。芝蘭(しらん)は流言で皇后を陥れられなかったことを高貴妃(こうきひ)に謝罪しました。高貴妃(こうきひ)は「噂ごときで皇后の名声を傷つけられない」と芝蘭(しらん)を赦しました。高貴妃(こうきひ)は純妃(じゅんひ)が皇后にいつも味方する理由が知りたくなりました。 侍衛(しえい)の海蘭察(ハイランチャ)は瓔珞(えいらく)に、侍衛(しえい)の当直の名簿を渡しました。そこに傅恒(ふこう)が現れました。傅恒(ふこう)は瑛寧(えいねい)が殺された夜、乾隆帝と侍衛(しえい)以外にも皇族の藩主、貝勒(ベイレ)、貝子(ベイセ)、四品の皇族が何人もいたと言いました。傅恒(ふこう)は瓔珞(えいらく)の身を案じ敵討ちをあきらめるよう言いました。瓔珞(えいらく)は「若様がお姉さまを大事になさるのと同じように私の姉も大事です」と言い命を懸けて調査を続ける意欲を見せました。瓔珞(えいらく)はあの夜の乾清宮で中座した者を捜すと言いました。傅恒(ふこう)は乾清宮の太監を捜すと言いました。 「約束だ。慎重にやれ。やらなければ皇后様に言ってお前を破門する。」 傅恒(ふこう)は言いました。 長春宮。 富察皇后(ふちゃこうごう)は夜空を見上げ亡き皇子を想っていました。皇后は高貴妃(こうきひ)が「快雪時晴帖」を皇帝に送ったことを羨みました。皇后は明玉(めいぎょく)に楽器の演奏を頼みました。明玉(めいぎょく)は二胡を奏でました。瓔珞(えいらく)は茉莉花の世話をしていました。爾晴(じせい)は瓔珞(えいらく)に皇后の悲しみを和らげるよう命じました。すると瓔珞(えいらく)は明玉(めいぎょく)の前に銭を投げました。明玉(めいぎょく)は怒って瓔珞(えいらく)を追いかけました。皇后はそれを見て笑いました。そこに乾隆帝が現れました。 富察皇后(ふちゃこうごう)は侍女が自分を喜ばせようとしてわざとやったのだと釈明しました。 部屋の中。 富察皇后(ふちゃこうごう)は乾隆帝を厚くもてなしました。 乾隆帝は長春宮で一夜を明かしました。 朝になり、皇后は朝会に行きたくない皇帝に務めは義務だと言って励ましました。 乾隆帝は欠点のない富察皇后(ふちゃこうごう)を誇らしく思い、額に口づけ

瓔珞(えいらく)16話 落ちた妃のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)16話 落ちた妃 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 承乾宮。 部屋に嫻妃(かんひ)と純妃(じゅんひ)、御前医師の張院判の三人になりました。嫻妃(かんひ)は張院判(ちょういんはん)に粥に棗と氷砂糖を入れてもよいか尋ねました。張院判は問題ないと答えました。嫻妃(かんひ)は侍女の珍児(ちんじ)に張院判に処方を貰ってくるよう命じました。嫻妃(かんひ)は味方してくれた純妃(じゅんひ)に感謝しました。 「善意を食い物にされて悔しくないのですか?」 純妃(じゅんひ)は言いました。 「永珹(えいせい)が元気でいてくれたらそれでいいの。」 嫻妃(かんひ)は答えました。 北三所(ほくさんしょ)。 嘉貴人(かきじん)は降格され答応(とうおう)金氏(きんし)になりました。 「金答応(きんとうおう)。食事を持ってきたぞ。食事が届くだけでも有難く思うのだな。」 太監が食事を置いて帰ろうとしました。 金答応(きんとうおう)は腐りかけの食事を嫌がると管事(かんじ)を呼ぶよう命じました。 太監は無視して帰りました。 金答応(きんとうおう)は暴れて御膳を割ってしまい、握り飯を拾いました。 そこに嫻妃(かんひ)が現れ金答応(きんとうおう)にもう悪だくみをしないよう諭しました。 「自ら喜んで高貴妃(こうきひ)に味方しておいて他人のせいにするの?」 嫻妃(かんひ)は叱りました。 「嫁いだ頃の彼女はたかが侍女よ。私より身分が低かった。父が登用されて先帝が側副晋(そくふくしん)に昇格した。陛下が即位されると貴人になった。一族は鑲黄旗(じょうこうき)に編入されて高みにのぼったのよ。でも私は?寵愛も得られず後ろ盾もない。第四皇子を産んでも嬪止まり。貴妃に取り入らなければ皇子も守れない!私が策を弄したから父や兄弟も引き立てられたわ!」 金答応(きんとうおう)は言いました。 「子を傷つける母がどこにいる!」 嫻妃(かんひ)は言いました。 「私が安泰でいてこそ皇子をまもれるの!あんたに何がわかるのよ。陛下も同じ。狭量な毒婦と思われている。永珹(えいせい)は私の息子。息子のためなら喜んで高貴妃(こうきひ)の犬になる。この身が滅んでも何でもする。この世で私より永珹(えいせい)を愛せる者は誰もいないわ。なのにあなたたちが私から息子を奪ったのよ!」 金答

瓔珞(えいらく)15話 胸に刺した匕首のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)15話 胸に刺した匕首 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 皇宮では皇帝と皇后が切り分けた肉を臣下が食べる儀式が行われました。瓔珞(えいらく)は怡親王に肉を献上しました。乾隆帝が命じると呉書来は部下に重臣たちの肉を味見させました。呉書来(ごしょらい)は怡親王の肉に問題があることを見つけました。 乾隆帝は怡親王に福分け肉の由来を尋ねました。怡親王は太祖が狩りの時に水から茹でた獲物の肉を切り分け遷都してからも建国の苦労を忘れないために抻丁宮(こんねいきゅう)で儀式が行われていると答えました。 乾隆帝は怡親王の肉に塩が入っていることを「祖先と神に対する冒涜だ」と言って怒りました。乾隆帝は怡親王を乾清門から罷免し宗人府(そうしんぶ)に送るよう命じました。怡親王は塩を持って来てないと訴えましたが部屋から追い出されました。その後、乾隆帝は重臣たちに外の侍衛(しえい)の肉も調べるよう命じました。 呉書来は部下たちに侍衛(しえい)が持っている肉を調べるよう命じ、不届き者はいなかったと皇帝に報告しました。 乾隆帝は儀式を続けるよう命じました。 皇后の傍にいた魏瓔珞(ぎえいらく)は傅恒(ふこう)が渡した塩を持っていなかったことを訝しく思いました。 儀式が終わりました。 富察傅恒(フチャふこう)は瓔珞(えいらく)に会いました。瓔珞(えいらく)は「知らずに塩を渡してしまい、若様がご無事でよかったです」と嘘をつきました。傅恒(ふこう)は瓔珞(えいらく)が怡親王を瓔珞(えいらく)が告発したと疑いました。瓔珞(えいらく)はそれを認めて身分が低いおなごでも虐げられても誇りは捨てないと強く言いました。傅恒(ふこう)は命知らずな瓔珞(えいらく)に怒りを覚えました。 傅恒(ふこう)はなぜ自分に塩を渡したのか瓔珞(えいらく)に尋ねました。 「塩を捨てたならおわかりでは?」 瓔珞(えいらく)は言いました。 傅恒(ふこう)は祖先を忘れぬために塩を捨てたと言いました。 瓔珞(えいらく)は傅恒(ふこう)のことを「おなごを辱めた偽善者だ」と言いました。 「私ではんと言ったら信じるか?」 傅恒(ふこう)は言いました。 「信じません。」 瓔珞(えいらく)は言いました。 「天に誓う。私は関係ない。殺しても構わぬ。真実はひとつだ。あなたの姉、阿満(あまん

瓔珞(えいらく)14話 盗まれた書のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)14話 盗まれた書 目次 [ あらすじ ] [ 感想 ] [ 関連記事 ] あらすじ 富察皇后(ふちゃこうごう)から文字を習っている瓔珞(えいらく)は手が震えてうまく字が欠けませんでした。瓔珞(えいらく)は肘をついて文字を書こうとしたら、皇后に怒られてしまいました。瓔珞(えいらく)は女官部屋で梁から紐をぶら下げていると、同僚の珍珠(ちんじゅ)に自害しようとしていると勘違いされました。すぐに明玉(めいぎょく)たちが駆け付け責任を問われるからやめるよう命じられました。瓔珞(えいらく)は懸腕法(けんわんほう)を克服するように皇后様から言われたので長い紐で手首を固定しようと考えたのでした。瓔珞(えいらく)はたくさん字を練習していました。琥珀は笑いました。瑪瑙(ばどう=めのう)は紐に両手を掛けている瓔珞(えいらく)を見てびっくりしたと言いました。明玉(めいぎょく)は皆に仕事に戻るよう命じました。 「あまりに高みに登り過ぎると転落して死ぬわよ。」 明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)に嫌味を言いました。 「高みから見られる景色は絶景ですよ。むくわれないよりマシです。私が昇りつめたらお気を付けください。真下で見上げる明玉(めいぎょく)さんの上に落ちるかも。」 瓔珞(えいらく)が言い返すと明玉(めいぎょく)は腹を立てて部屋から出て行きました。 瓔珞(えいらく)が荷物を運んでいると侍衛(しえい)の慶錫(けいしゃく)が瓔珞(えいらく)に耳打ちしました。 長春宮。 女官たちは紙にアイロンをかけていました。 瓔珞(えいらく)が帰ってきました。 爾晴(じせい)が声を掛けましたが瓔珞(えいらく)の様子が変でした。 明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)が上に行ったら自分たちはお払い箱だと腹を立てました。 珍珠(ちんじゅ)は瓔珞(えいらく)の様子を心配しました。 女官部屋。 瓔珞(えいらく)は先ほどの慶錫(けいしゃく)から姉の死の真相がわかったので御花園で会おうと言われていました。瓔珞(えいらく)は百五十枚描いた練習用紙の二十八番目がなくなっていることに気が付きました。 富察傅恒(フチャふこう)は怡親王(いしんのう)と斉佳慶錫(ちぎゃけいしゃく)の様子がおかしいと同僚で友人の海蘭察(ハイランチャ)に言いました。海蘭察(ハイランチャ)は慶錫(けいしゃく)が取り

関連コンテンツ