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瓔珞(えいらく)20話 誕生日の贈り物のあらすじと感想 中国ドラマ

瓔珞(えいらく)20話 誕生日の贈り物

瓔珞(えいらく)20話 のあらすじと感想

目次

あらすじ

夜はの養心殿の控室。
魏瓔珞(ぎえいらく)は徳勝から渡された黄連の煎じ薬を飲みました。

養心殿の皇帝の部屋。
乾隆帝は葉天士(ようてんし)に瓔珞(えいらく)が薬を飲んだか尋ねました。
「なぜあの者に黄連を飲ませたいのですか?」
葉天士は皇帝に尋ねました。
「あの者の腹の中は腐りきっておる。黄連は解毒作用があるゆえちょうど良い。ところで、症状に合う薬で最も苦いものは?」
乾隆帝は尋ねました。
「陛下。あの者が憎いならいっそ殺してしまえばどうですか?」
葉天士は言いました。
「朕は明君である。功績のある者をむやみに殺せぬ。世に知られたら狭量な皇帝と噂されよう。」
乾隆帝は言いました。
「私の失言でした。苦い薬は黄連は木通(もくつう)、龍肝草(りゅうたんそう)などですが、最も苦いものは苦参です。」
葉天士は言いました。
「今日からさまざまな苦い薬を日に三度やれ。拒んだら口に流し込め。良薬口に苦しだ。これも命の恩人を思いやってのことだ。意味がわかるな?」
乾隆帝は葉先生に命じました。

養心殿の控室。
富察傅恒(フチャふこう)は眠っている瓔珞(えいらく)の額の手ぬぐいを交換すると、軟膏を発疹が出ている手や首に塗りました。傅恒(ふこう)は看病を終えると瓔珞(えいらく)の頬に口づけしました。

朝になり瓔珞(えいらく)は目覚めました。
「彼だったの?」
発疹が治りました。
葉先生は軟膏を瓔珞(えいらく)に渡すと「なぜ落花生を口にして発疹が出たのに疥癬と偽ったのか」尋ねました。
瓔珞(えいらく)は乾隆帝の罰から逃れるためだと答えました。
葉先生は瓔珞(えいらく)の忠義心に感心すると、今後も助けることを約束しました。

皇帝の部屋。
乾隆帝は李玉(りぎょく)から瓔珞(えいらく)が長春宮に戻ったと聞き、自分よりも早く治ったことを怪しみました。

乾隆帝は瓔珞(えいらく)を叱りに行こうとすると、女官たちが「瓔珞(えいらく)は皇帝陛下の恩人で女官の誇り」と噂していました。
「無礼な奴婢を赦すなんて陛下は寛大ね。陛下の仁徳は世間からも評される。」
女官たちは噂していました。
「朕を怒らせたのは治療のためで看病により病が伝染した。魏瓔珞は勇敢で忠実と噂されておる。完治したあとでは九尾を掴めぬ。これしきのことで騒ぐなど暗君だ。苦い薬まで処方させてしまった。」
乾隆帝は李玉(りぎょく)の尻を蹴りました。

傅恒(ふこう)の部屋。
瓔珞(えいらく)は傅恒(ふこう)の背後から目隠しをしました。
「瓔珞(えいらく)。誰かに見られたら君の名節が傷つく。」
傅恒(ふこう)は言いました。
「なぜ夜中にこっそり看病したの?過敏症になると全身が痒くなり眠れなくなるけど今回は薬の量を増やしたからよく眠れました。でも毎晩ある殿方が私の部屋に看病しに来てくれた。あの殿方は若様だったのでは?」
瓔珞(えいらく)は言いました。
「侍衛(しえい)が持ち場を離れて看病に行けるものか。」
傅恒(ふこう)は否定しました。
「違うの?誰かしら?」
瓔珞(えいらく)は言いました。
「毎日うなされるから夢を?瓔珞(えいらく)。私の夢を見たのか?」
瓔珞(えいらく)は言いました。
「まさか。見るはずがない。人違いなら失礼します。」
瓔珞(えいらく)は帰ろうとしました。
「おい。もう二度と交代しないぞ。もうへとへとだ。」
海蘭察(ハイランチャ)が戻って来ました。
「恥知らず!」
瓔珞(えいらく)は怒ると部屋から出て行きました。
「瓔珞(えいらく)。怒らないでくれ。」
傅恒(ふこう)は瓔珞(えいらく)の後を追い掛けました。
瓔珞(えいらく)はなぜ知らない振りをしたのか尋ねました。
傅恒(ふこう)は瓔珞(えいらく)のことが心配だったと答えました。
「ならなぜ口づけを?」
瓔珞(えいらく)はさらに尋ねました。
「それは・・・それは・・・・・・。」
傅恒(ふこう)は答えに窮しました。

長春宮。
富察皇后(ふちゃこうごう)は純妃(じゅんひ)に自筆の二枚の絵、山水画と洛神図を見せるとどちらが皇帝への贈り物にふさわしいか意見を求めました。純妃(じゅんひ)は瓔珞(えいらく)に意見を求めました。明玉(めいぎょく)は勝手に山水画だと答えてしまいました。皇后は明玉(めいぎょく)に下がるよう命じ、考えが直らないようなら災いを招くと言いました。瓔珞(えいらく)は洛神は目が輝いており皇后陛下に似ているので、皇帝が絵を見るたびに皇后を思い出すと答えました。純妃(じゅんひ)も瓔珞(えいらく)の意見に同意しました。

次に、純妃(じゅんひ)は南宋 劉松年の「四景山水画」を模写したいので借りたいと言いました。
富察皇后(ふちゃこうごう)は純妃(じゅんひ)に四景山水画を贈りました。

明玉(めいぎょく)は舒貴人(じょきじん)納蘭(ナーラン)氏と慶常在(けいじょうざい)が門前で自分たちの来訪を知らせているところに遭遇しました。不機嫌な明玉(めいぎょく)は横柄な態度で舒貴人(じょきじん)に挨拶しました。明玉(めいぎょく)は「皇后様はお休みでございます」と嘘をつきました。舒貴人(じょきじん)は燕の巣を皇后様に贈りたいと言いました。
「長春宮は陛下のご寵愛が最も深い。ツバメの巣は珍しくありませんわ。」
明玉(めいぎょく)は嫌味を言うと二人を負い返しました。
舒貴人(じょきじん)は怒りそうになると慶常在(けいじょうざい)は止めました。
二人はいったん引き下がりました。

さすがの琥珀(こはく)も明玉(めいぎょく)の無礼な振舞いを心配しました。
明玉(めいぎょく)は舒貴人(じょきじん)が下心を持っているから何度も皇后に取り入ろうとしていると言いました。

舒貴人(じょきじん)は誰かが既に皇后に取り入っているから追い返されたと思いました。慶常在(けいじょうざい)陸氏は今日のことは忘れるように言いました。

儲秀宮(ちょしゅうきゅう)。
舒貴人(じょきじん)は慶常在(けいじょうざい)とともに高貴妃(こうきひ)に挨拶しました。
高貴妃(こうきひ)は初めて挨拶に来た舒貴人(じょきじん)に理由を尋ねました。
「長春宮で断られたから儲秀宮(ちょしゅうきゅう)に来たのね。目障りだわ。消えなさい!」
高貴妃(こうきひ)は贈り物を払いのけました。
「長春宮で鼻であしらわれ腹が立ちましたが、儲秀宮(ちょしゅうきゅう)のお方も私をさげすむのですか?でも(皇子を産めば)私が一生日陰者とは限りませんよ。」
舒貴人(じょきじん)は言いました。
「私に取り入りたいなら嫌味くらいかわしたら?見込みがなさすぎる。長春宮に駄犬がいるの。やたらほえるからうるさくてね。私に見込まれたいなら功を立てる機会をあげる。」
高貴妃(こうきひ)は瓔珞(えいらく)を排除するように示唆しました。
舒貴人(じょきじん)は必ず排除しますと答えました。

長春宮。
富察皇后(ふちゃこうごう)は夭折した皇子のことを想って泣いていました。瓔珞(えいらく)が部屋に入って来て如意館で絵の表装が終わったと報告しました。

夜の女官の宮。
瓔珞(えいらく)は張女官(ちょうにょかん)に姉の件についての進捗を話しました。瓔珞(えいらく)は湖州から貰った生糸の所在について尋ねました。張女官(ちょうにょかん)は貴重な生糸を何に使うのか尋ねました。瓔珞(えいらく)は皇后様を助けるために使うと答えました。
「瓔珞(えいらく)。いつから皇后様のことを心配するようになったの?」
張女官(ちょうにょかん)は言いました。
瓔珞(えいらく)は富察皇后(ふちゃこうごう)の優しさに触れるたびに姉の阿満(あまん)を思い出すと言いました。

万寿節。
乾隆帝を祝うために宴が催され、妃嬪たちが礼装して集まりました。
富察皇后(ふちゃこうごう)は自筆の山水図を贈りました。
乾隆帝は見事な絵を褒めました。
高貴妃(こうきひ)は太監たちにパッファルベルのカノンを演奏させました。
乾隆帝は祖父の康熙帝の頃より長年放置されていた西洋の楽器が再び蘇り喜びました。乾隆帝は祖父のことやかつてトマスの指導を受けたことを思い出しました。
舒貴人(じょきじん)は唐代の頃の透き通った仏舎利が付いた瑠璃の仏塔を献上させました。舒貴人(じょきじん)は皇太后様に差し上げて欲しいと言いました。
乾隆帝は富察皇后(ふちゃこうごう)にこの仏舎利に見合う逸品をいくつか見つけて皇太后に贈るように言いました。皇后は瓔珞(えいらく)に仏塔を管理するよう命じました。

宝物庫。
「長生知慧仏が一体。鶴鹿仙齢碧花瓶が一対。万字錦地団寿の燭台が一対。」
瓔珞(えいらく)は珍珠(ちんじゅ)が言った通りに目録に名前を書きました。そこに明玉(めいぎょく)が現れ目録を作るのは私の仕事だと主張しました。明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)の仕事を奪おうとしました。瓔珞(えいらく)は漏らさず記録するように言うと部屋から出て行きました。
「皇后様にはお任せしたと報告しておきます。」
瓔珞(えいらく)は言いました。

夜になり瓔珞(えいらく)は姉が死んだ夜、犯人が乾清宮から御花園(ぎょかえん)に行った時間を予想しました。瓔珞(えいらく)は階段で富察傅恒(ふちゃふこう)に会いました。傅恒(ふこう)はこの階段の影に幼い明の皇帝がよく隠れていたが、香り袋の匂いですぐに見つかったと言いました。階段の裏に隧道(すいどう)という太監や女官が明代に通った道がありました。しかし清代で隧道(すいどう)は使われていませんでした。傅恒(ふこう)は侍衛(しえい)は席を立った皇族を見逃すはずがないと言いました。瓔珞(えいらく)は怡親王(イチンワン)のように買収された侍衛(しえい)もいたかもしれないと言いました。

突然花火が打ちあがりました。瓔珞(えいらく)は驚いて傅恒(ふこう)に抱き着きました。

乾隆帝は妃嬪たちとともに花火を見上げていました。乾隆帝は高貴妃(こうきひ)を無視して皇后と鑑賞しはじめました。
「貴妃(きひ)様。ご覧ください。空に舞う花火は雲海の狭間に咲き乱れる花のごとし。まことに壮観ですね。」
純妃(じゅんひ)が高貴妃(こうきひ)の背後から嫌味を言いました。
嫻妃(かんひ)は幼い頃に弟が花火で遊んでいたことを思い出しました。
爾晴(じせい)は明玉(めいぎょく)に今までどこに行っていたのか尋ねました。明玉(めいぎょく)は東次間(とうじかん)で贈り物を検めていたと答えました。珍珠(ちんじゅ)たちも花火が見たくて集まって来ました。明玉(めいぎょく)は部下たちに戻るように命じました。
舒貴人(じょきじん)の姿が見えなくなりました。

珍珠(ちんじゅ)は舒貴人(じょきじん)の後ろ姿を目撃しました。

瓔珞(えいらく)と傅恒(ふこう)も別の場所で花火を見物していました。

東次間(とうじかん)。
明玉(めいぎょく)は珍珠(ちんじゅ)に怒っていました。
仏舎利が無くなっていました。
明玉(めいぎょく)は瓔珞(えいらく)に責任をなすり付けました。

感想

瓔珞(えいらく)20話の感想です。冒頭から富察傅恒(フチャふこう)が瓔珞(えいらく)のことを大好きになっている場面があり、この二人の行く末が案じられました。

今回の敵は舒貴人(じょきじん)です。舒貴人(じょきじん)は1話で後宮入りを果たしており新参者の妃です。舒貴人(じょきじん)も上昇志向が強く、上に行けるならば皇后と貴妃のどちら側でもいいから取り入りたいと思っているようです。自分を上に引き立ててくれるならだれでもいい。

明玉(めいぎょく)は少々田舎臭い娘で調子のよい時は自分を大きく見せ、都合が悪いときは他人のせいにする悪い子です。悪い子といっても妃たちよりかは幾分マシで、策を弄すような真似はしないようです。しかし手柄を瓔珞(えいらく)から横取りしようとして皇后の体面に関わる盗難事件を起こしてしまいました。

瓔珞(えいらく)はこの危機をどうやって乗り越えるのでしょうか?

続きが楽しみです。

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