瓔珞(えいらく)36話 雪中の三歩一叩
目次
あらすじ
嫻貴妃(かんきひ)は純妃(じゅんひ)蘇氏(そし)の弱みを握ると皇帝の寵愛を得るよう唆しました。承乾宮から逃げるように去る純妃(じゅんひ)は傅恒(ふこう)に振られた挙句に貴妃に惑わされて心を乱しました。
夜の侍衛(しえい)室。
海蘭察(ハイランチャ)は寝床に転がりましたが気になって傅恒(ふこう)に話しかけました。
「傅恒(ふこう)。婚礼まで三月だ。後悔していないか?」
「していない。」
傅恒(ふこう)は机に向かったまま答えました。
養心殿。
乾隆帝は奴婢の魏瓔珞(ぎえいらく)の処遇について李玉(りぎょく)に意見を求めました。李玉は答えづらそうにしました。乾隆帝は徳勝を呼んで意見を求めました。徳勝もまた答えたくない様子で上司の李玉の顔をチラリと見ると「陛下は瓔珞さんにとても寛大かと存じます」と答えました。
妃たちの名札を携えて待機していた徳勝は皇帝陛下に対して生意気なことを言う瓔珞(えいらく)を陛下に何度も死罪にしなかったので寛大だと説明しました。
乾隆帝は不愉快になると部屋から出て行きました。
李玉(りぎょく)は徳勝の頭を叩くと「本当のことを言うからこうなる」と叱りました。
徳勝は今夜純妃(じゅんひ)様を皇帝に推薦して便宜をはかる手はずだったののでは?と李玉(りぎょく)に尋ねました。
李玉(りぎょく)は徳勝にすぐに鍾粋宮(しょうすいきゅう)に行くように命じました。
乾隆帝は長春宮に行くように命じ、すぐに撤回しました。李玉(りぎょく)は御花園(ぎょかえん)に行かれてはどうかと提案しました。
雨が振り、乾隆帝は瓔珞(えいらく)が岩の門の辺りで雨に打たれながら蹲(うずくま)っていた時のことを思い出しました。すると、純妃(じゅんひ)が楼閣の中で雨に手を差し出していました。
乾隆帝は純妃(じゅんひ)の扇を手に取りました。純妃(じゅんひ)は西湖(せいこ)の景色で幼い頃祖母で杭州と暮らしていた形見だと説明しました。乾隆帝は杭州は傑出した人物が多いので純妃(じゅんひ)の非凡さも杭州で暮らしていたおかげだと言いました。
「山寺(さんじ)の月中に桂子(けいし)を尋ね郡亭の枕上(ちんじょう)に潮頭(ちょうとう)を看る。浮世を離れた自由な暮らしでした。生涯紫禁城に閉じ込められるとは思ってもいませんでした。陛下。失言をお許しください。」
純妃(じゅんひ)は詩を引用しました。
「そなたの本心まで罪には問わぬ。」
乾隆帝は赦しました。
「私の心はいつも晴れません。故郷の景色や祖母を思い出しながら二度と戻らぬ幸福を懐かしんでいます。陛下。まだお怒りですか?」
「怒っておらぬ。もっと早く聞きたかった。」
「怖いのです。」
「何がだ?」
「華やかな後宮には美しい妃が多いため寵愛も続かぬのではと恐れています。唐代の梅妃は玄宗に寵愛されましたが楊貴妃が現れると忘れられてしまいました。私はそれが怖くて陛下を遠ざけしました。お慕いしておりましたのに。」
「あなたは自分で決めてそれを実行したのになぜ泣く?」
「陛下はこの半年、御来臨くださりません。私は自由も幸福も得られず一人寂しく悩んでおりました。お気づきでしょうか。天の見えない闇は切ないのです。勇気を出して陛下の哀れみを求めます。陛下。私を必要としているでしょうか?」
純妃(じゅんひ)は涙を流しながら皇帝の膝に頭をもたげました。
「あなたの天の見えない闇とは。天は、すぐそこに見える。」
乾隆帝は純妃(じゅんひ)の顎を上げさせ、夜空を指さしました。
「ご冗談がうまいのですね。」
「笑顔のほうがよい。」
「陛下。まだお怒りですか?」
「さあ。朕が送ろう。」
「宮には戻りたくありません。」
「鍾粋宮(しょうすいきゅう)に送るとは言ってないぞ。」
乾隆帝は純妃(じゅんひ)の手を引きました。
翌日の養心殿。
起床した乾隆帝は純妃(じゅんひ)に着替えを手伝ってもらいました。純妃(じゅんひ)は妻らしく皇帝の身なりを整えました。皇帝は純妃(じゅんひ)の手を握って立ちあがらせました。
「政務が終わったら、そなたに会いに行く。」
乾隆帝は言いました。
純妃(じゅんひ)が帰りました。
乾隆帝は気取り過ぎて肩が凝ったのか伸びをしました。
「銀耳と蓮の実です。」
李玉(りぎょく)が茶菓子を持って来ました。
「李玉。皇太后に貰った平復帖を鍾粋宮(しょうすいきゅう)に持っていけ。純妃(じゅんひ)は陸機を好むはず。玉の碁石も届けて午後に寄った時に一局頼むと伝えよ。傅恒(ふこう)を呼べ。」
乾隆帝は命じました。
しばらくして傅恒(ふこう)がやって来て皇帝に挨拶しました。
乾隆帝は傅恒(ふこう)を結婚後に戸部の右侍郎(うじろう)に任命するつもりだと言いました。
傅恒(ふこう)は若輩者の自分には恐れ多いことですと恐縮しました。
「この程度で高位と言うな。お前の志はもっと高いはずだ。千里の行も足下に始まる。功を立て朕の目が確かであったと世に知らしめろ。戸部の右侍郎(うじろう)から始めよ。」
乾隆帝は命じました。
傅恒(ふこう)は皇帝に感謝しました。
乾隆帝は傅恒に結婚の進捗を尋ねました。
傅恒は準備中だと答えました。
乾隆帝は傅恒に「科挙と結婚は人生最大の喜びだ。朕はお前によい職と美しい妻を与えたのに嬉しそうに見えないな」と言いました。
傅恒は乾隆帝に感謝していると言いました。
「目はそう申しておらんぞ。どうした。釈明もできぬのか。」
乾隆帝は言いました。
「私は正直者ゆえ・・・。陛下。」
傅恒は答えました。
乾隆帝は傅恒に下がるように命じました。
李玉がタイミング悪く玉の碁石を持ってくると、乾隆帝は怒りました。
乾隆帝は部屋の外に出ると、李玉(りぎょく)に辛者庫(しんじゃこ)の人出が不足しているか尋ねました。
瓔珞(えいらく)はすぐ近くで大きな釜の墨を交換していました。
李玉(りぎょく)はこの時期は暖房の清掃のために辛者庫(しんじゃこ)の者に焼炕処(しょうかんしょ)を手伝わせていると答えました。
乾隆帝が瓔珞(えいらく)に気が付きました。
「陛下にご挨拶します。」
魏瓔珞(ぎえいらく)は振り返ると挨拶しました。
「なぜお前が?きつくて汚れる仕事は太監に任せればよい。」
李玉(りぎょく)は瓔珞(えいらく)に言いました。
「お前は長春宮に戻りたいか?」
乾隆帝は尋ねました。
「高望みはしておりません。」
瓔珞(えいらく)は答えました。
「朕に懇願せぬのか?」
「滅相もございません。」
瓔珞(えいらく)が答えると、李玉(りぎょく)はせっかく陛下が与えて下さった懇願の機会を無駄にするなと言いました。
「皇后が目覚めた。だが気分がすぐれぬと誰にも会おうとせぬ。瓔珞(えいらく)。恩があるなら皇后に仕えぬか?」
乾隆帝は言いました。
「長春宮にて皇后様にお仕えしとうございます。」
瓔珞(えいらく)の表情が驚きに変わり、土下座しました。
「よかろう。だが過去の罪は償え。」
「陛下の御意向に従います。」
「まず罰を受けよ。」
「どのような罰でもお受けします。」
瓔珞(えいらく)は答えました。
結婚式。
富察傅恒(フチャふこう)は赤い服に着替えて庭に立っていました。
親戚たちは部屋の中で宴を楽しんでいました。
弟の富察傅謙(フチャふけん)は傅恒(ふこう)に声を掛けるとどうして浮かない顔をしているのか尋ねました。傅謙(ふけん)は新妻が待っていると言って寝室に案内しました。
傅恒(ふこう)が寝室に案内されると紅布(こうふ)をかぶった爾晴(じせい)が寝台に腰かけて待っていました。侍女は赤い棒を差し出しました。傅恒(ふこう)は赤い棒で紅布をめくりました。後宮の妃よりも派手に着飾った爾晴(じせい)は笑っていました。
「万事意が叶いますように。二人の末永いご多幸をお祈りします。子宝に恵まれますように。いつまでも仲睦まじく。お菓子をどうぞ。」
侍女は祝いの言葉を述べました。
爾晴(じせい)は侍女に菓子を食べさせてもらいました。
「生みます。」
爾晴(じせい)は答えました。
女官は部屋を出ました。
傅恒(ふこう)は椅子に腰かけたまま微動だにしませんでした。
「傅恒。あなたは後悔を?」
爾晴(じせい)は尋ねました。
「いや。後悔していない。」
「私も同じです。あなたの心には瓔珞(えいらく)が。でもあなたの妻として尽くします。苦労にも負けません。」
「爾晴(じせい)。あなたを娶ったら忘れて見せる。」
「本当ですか?そう望んでいるのですか?」
「夫としての責任を果たす。妻であるあなたと添い遂げる。この約束は必ず守る。だが私は、他の女性を愛している。忘れるには、時間が必要だ。飯間は、まだ無理だ。」
「十分です。大丈夫です。その言葉を信じて待ちます。いつまでも。」
「感謝する。」
紫禁城に雪が積もりました。
「私の罪は万死に値します。」
瓔珞(えいらく)はこの言葉を繰り返しながら土下座を繰り返していました。
傅恒(ふこう)と爾晴(じせい)が結婚の報告のため近くを通りがかりました。傅恒(ふこう)は瓔珞(えいらく)の苦しみを瞬時に悟るとその場で立ち尽くしてしまいました。
爾晴(じせい)は徳勝にどういう事か尋ねました。
「皇帝陛下がお命じになったのです。十二刻かけて三歩一叩しながらすべての宮を巡れば罪を許して長春宮に戻すと。」
徳勝は説明しました。
傅恒(ふこう)は姉のために命をかけて土下座している瓔珞(えいらく)に胸が痛みました。
「傅恒(ふこう)。行こう。私との約束を忘れたと?」
爾晴(じせい)は傅恒(ふこう)の腕を掴みました。
瓔珞(えいらく)は傅恒(ふこう)の傍を通り過ぎました。
徳勝は傅恒(ふこう)と爾晴(じせい)を皇帝のもとへ案内しました。
乾隆帝は宮殿の中で瓔珞(えいらく)の声を聞いていました。
「まだ罰を受けているのか?」
乾隆帝は李玉(りぎょく)に尋ねました。
「陛下。三刻になります。陛下。瓔珞(えいらく)はおなごでございます。大雪の紫禁城で散歩一叩を十二刻続ければ凍死するでしょう。」
李玉(りぎょく)は答えました。
「あの者が朕の厚意を拒んだのだ。」
乾隆帝は言いました。
過去の場面。
「選ばせてやろう。一つ。傅恒(ふこう)に愛しておらぬと伝えよ。栄華を得るために傅恒(ふこう)を欺いたのだと言え。二つ。紫禁城に初雪が降った日。散歩歩くたびに土下座するのだ。罪を詫びながら十二刻続けるのだ。自分で選べ。」
乾隆帝は瓔珞(えいらく)に命じました。
「私の罪は万死に値します。」
瓔珞(えいらく)は謝罪を続けました。
李玉(りぎょく)は皇帝に傅恒(ふこう)夫妻の来訪を告げました。
乾隆帝は面会を断ると二人に長春宮に行くよう李玉(りぎょく)に伝えさせました。
傅恒(ふこう)と爾晴(じせい)が帰ると再び瓔珞(えいらく)とすれ違いました。
「富察傅恒。一つ目の条件は、心を欺くことになる。この瓔珞は確かにあなたを愛していた。だけど今日から私たちは情を断ち切る。他人になるのよ。」
瓔珞は心の中で思いました。
長春宮。
傅恒(ふこう)と爾晴(じせい)は富察皇后(ふちゃこうごう)に挨拶しました。
富察皇后は笑顔で二人を歓迎しました。
皇后は爾晴(じせい)に簪を贈ると微笑みました。
爾晴は嬉しくなって傅恒を振り返ると、傅恒は瓔珞のことを心配していました。
「爾晴さん。ご結婚なされてからも私を妹と?」
明玉(めいぎょく)は尋ねました。
「もちろんよ。私たちは姉妹同然で皇后様にお仕えした仲よ。」
爾晴は一瞬恐ろしい表情を浮かべましたが、再び微笑みを浮かべました。
明玉(めいぎょく)は別の部屋で談笑がしたいと爾晴(じせい)に言いました。
二人は部屋から出て行きました。
「傅恒。忘れないでね。」
皇后は言いました。
「何の話ですか?」
「あなたが決めたの。後悔しても手遅れよ。」
「姉上。私は・・・。」
「選んだら後戻りはできないの。そうと知りながら想いを断ち切れないのはつらいわよ。死ぬまで欺き続けなさい。」
「はい。わかってます。でも姉上。外は大雪です。暖房のある部屋は寒くはありません。外にいるあの人は、寒いはず。きっと。」
瓔珞(えいらく)は倒れそうになりながら謝罪を続けていました。手が傷つき血がにじんでいました。とうとう瓔珞は倒れてしまいました。ずっと見守っていた袁春望(えんしゅんぼう)が瓔珞のもとに寄り添いました。
「瓔珞。聞かぬともよい。私も共に、歩いていくぞ。瓔珞。」
袁春望(えんしゅんぼう)も泣いていました。袁春望は瓔珞に手を差し伸べ傘をかざしました。
「万死に値します。私の罪は万死に値します。」
瓔珞は謝罪を繰り返しました。
「瓔珞!少し休め。水を飲むくらいは許される。兄がかわりにやる。」
袁春望は言いました。
長春宮の庭。
「爾晴(じせい)さん、幸せですか?」
明玉(めいぎょく)は尋ねました。
「なぜ私に聞くの?」
爾晴は言いました。
「賢くて奥ゆかしくお優しい爾晴さんにあこがれていました。皇后様にも言います。」
「明玉。何がいいたいの?」
「今の爾晴さんは別人のようです。」
「身分が変われば当たり前よ。せも私たちの友情は忘れていないわ。明玉。私に代わって皇后様を頼むわね。」
「本当にこれでいいのですか?」
「あなたが言ったのよ。私は刑部尚書の孫よ。愛する人に嫁ぐことができたうえ上三旗に昇格する。家柄も上り堂々と官吏の家だと名乗れるわ。傅恒との婚礼は家柄も合うし天が与えた機会よ。奴婢の暮らしに六年耐えたわ。幸せを得た私を祝福して。」
「もちろんお祝いします。」
「媚びへつらう宮殿の奴婢はみじめだわ。明玉。あなたも考えておくのね。」
「私は皇后様から離れないわ。」
「無理強いしないわ。」
「これまでは雪の日が嫌いだった。花や木が雪に埋もれ皇后様がお悲しみになる。妃嬪(ひひん)の気まぐれで跪かされ体が冷えた。ようやく雪景色が楽しめるわ。」
瓔珞(えいらく)は力を振り絞って謝罪していました。瓔珞が倒れそうになっているので袁春望(えんしゅんぼう)が助けに入ろうとすると乾隆帝が現れたので身を隠しました。瓔珞は意識を失ってしまいました。
乾隆帝は気を失った瓔珞を抱きかかえると養心殿に運びました。
富察皇后(ふちゃこうごう)はさまざまなつらい気持ちに一人耐えていました。
瓔珞(えいらく)は皇帝の寝台に横たえられました。
乾隆帝は瓔珞の頬に触れました。
李玉は戸惑った様子で見守っていました。
乾隆帝は皇后から「瓔珞のことをお気に召されたのです」と言われた言葉を思い出すと手をひっこめました。
「このおなごをきれいにせよ。」
乾隆帝は李玉(りぎょく)に命じました。
李玉は慌てて外に出ました。
「このおなごをきれいにせよとはどういうことですか?」
徳勝は李玉に尋ねました。
「陛下のお言葉には含みがあるのだ。自分で学べ。」
李玉は言いました。
「李総管。私にはわかりません。どうかご指示を与えてください。」
徳勝は言いました。
「"あちら"へ運べ。察したか?」
李玉は言いました。
「あ・・・ああ。わかりました。」
徳勝は従いました。
"あちら"の部屋。
瓔珞(えいらく)は目を覚ましました。女官たちが瓔珞(えいらく)の口に煎じ薬を運んでいました。
「雪の中を四刻も歩いたので陛下が赦免するとおっしゃいました。」
女官は瓔珞(えいらく)の質問に答えました。
「本当に?」
瓔珞は寝台から起き上がると長春宮に行こうとしました。
「このようなお姿で行かれたら皇后様が驚きます。」
女官たちはそう言うと瓔珞の衣を脱がせて着替えさせました。
「はっ!はっ!これは何なの?」
瓔珞は鏡を見ると驚きました。瓔珞は薄桃色の絹に着替えさせられていました。
「お祝い申し上げます。」
女官たちは姿を消しました。
「お祝い?開けて!戸を開けて!どうなってるのよ!」
瓔珞は豪華な部屋に閉じ込められました。
扉が開いたので瓔珞は外に出ようとしました。
部屋に入ろうとしていた乾隆帝は瓔珞の額に頭をぶつけました。
感想
瓔珞(えいらく)36話の感想です。傅恒(ふこう)が爾晴(じせい)と結婚して初夜を迎えましたが、瓔珞(えいらく)を愛している傅恒(ふこう)は床を共にすることを拒みます。そのまま乾隆帝と皇后に挨拶に行ったのですが、瓔珞(えいらく)が罰を受けているところに遭遇して傅恒(ふこう)は心を痛めました。
爾晴(じせい)はボーイ(包衣)の身分から介抱され、貴族の中の貴族という偉い身分になりました。爾晴(じせい)は愛する男を手に入れたかわりに心が汚れ冷酷な貴婦人となってしまいました。明玉(めいぎょく)は義理なのか本心かはわかりませんが、それでも爾晴(じせい)を姉と慕いました。
ここで変わってるなと思うのが、爾晴(じせい)が傅恒(ふこう)のことを名前で呼び捨てしていたことです。身分が上昇したとはいえ、もと奴婢なのに、何の遠慮もなくお妃ごっこをしている様子に違和感を覚えました。もしかしたら遊牧民族は夫婦が対等の関係にあるのかな?と疑問に思いましたが文化についてはまったく無知なので、冗談半分に見ておこうと思います。
さらに変わっているのが乾隆帝です。瓔珞(えいらく)に死ぬほどの罰を与えたくせに、倒れたところを介抱して一体何がしたいのか!?乾隆帝はDV男ですか!あそこで引っ込む袁春望(えんしゅんぼう)も悲しいです。傅恒(ふこう)が助けに来たのかと思いましたよ、残念。
富察皇后も夫が他のおなごに夜這いをしているのに我慢するのですから、ストレスから病気になって当然です。
ドラマの様子から純妃(じゅんひ)は皇帝の寵愛を受けたのでしょう。
乾隆帝はいろんな美女に手を出しておいて、さらに瓔珞(えいらく)のことが好きになってしまったみたいです!?
続きを見ないと納得がいかないようになってるようです(笑)
今回も面白かったですよ!
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