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瓔珞(えいらく)50話 あらすじと感想 無実か無能か 嫻皇后の父、那爾布(ナルブ)に横領の嫌疑がかけられ...中国ドラマ

瓔珞(えいらく)50話 無実か無能か

瓔珞(えいらく)50話 のあらすじと感想

目次

あらすじ

養心殿。海蘭察(ハイランチャ)は上駟院(じょうしいん)とそれを管轄する大臣、員外郎(いんがいろう)や主事を尋問したが誰も罪を認めなかったと乾隆帝に報告しました。

乾隆帝は馬の飼育係を杖刑(じょうけい)八十回、他の者は減俸一年にして釈放するよう命じました。

「釈放?」

海蘭察(ハイランチャ)は驚きました。

「そうだ。放て。」

乾隆帝は言いました。


夜。

釈放された太監がこそこそと場内を走り回っていました。

海蘭察(ハイランチャ)は太監の後を尾行しました。

太監は鍾粋宮(しょうすいきゅう)の門をくぐりました。


次の日。

乾隆帝は連絡も入れずに鍾粋宮(しょうすいきゅう)に行きました。乾隆帝は純貴妃(じゅんきひ)が嬉しそうな表情をしていることに気が付きました。純貴妃(じゅんきひ)は陛下の禁止がなかったら令妃(れいひ)の見舞に行くところだったと釈明しました。純貴妃(じゅんきひ)は皇帝に貰った麗芝と鹿茸(ろくしょう)を令妃(れいひ)に贈ることにしました。

「静好(せいこう)。そなたは優しくて思いやりがあり朕も一目置いている。だが賢い者はささいなことにこだわり過ぎる。策士策に溺れるという。」

乾隆帝は碁の続きを一人で打ちながら言いました。

「陛下。一体・・・。」

純貴妃(じゅんきひ)の表情がこわばりました。

「令妃(れいひ)の馬に細工がしてあった。朕が思うに皇后は国の母だ。令妃(れいひ)が寵愛を得ようと地位は揺るがぬ。他の妃嬪(ひひん)たちにも悪事を働く度胸はなかろう。ならば一体誰の仕業か。」

乾隆帝は言いました。

「陛下。私をお疑になっているのですか?私は王府にいた頃より陛下にお仕えして琴棋書画(きんきしょが)にいそしんでまいりました。陛下が私に少しでもお気持ちを頂けるだけで十分です。陛下はそのような私をお疑いになるのですか?」

純貴妃(じゅんきひ)は跪いて釈明しました。

「令妃(れいひ)の入内前のそなたは寵姫であった。だが令妃(れいひ)にその座を奪われた。違うか?」

「陛下。ご寵愛を賜っていた頃の私は妃嬪(ひひん)を平等に扱うよう陛下を諫めてまいりました。後宮の和を保つためです。それなのに令妃(れいひ)は陛下を独占して誰にも譲りません。私が行っても聞く耳を持たずに逆に自慢しています。誰かが恨んで令妃(れいひ)を狙ったのでしょう。天に誓って私は関係ありません。」

純貴妃は三本の指を天に向けて誓いました。

「静好(せいこう)。今の立場に満足できなければすべてを失うぞ。第六皇子のことを考えろ。肝に命じろ。」

乾隆帝は手に持っていた碁石を荒々しく碁盤の上に撒きました。

「私は無実です。信じてください。」

「朕もそなたが無実であることを願う。朕を失望させるな。」

乾隆帝は部屋から出て行きました。

別の部屋に隠れていた愉妃(ゆひ)が出て来ました。

「まさか陛下が危機を顧みず令妃(れいひ)を助けるとは。ご心配におよびません。関わった者には銀子を渡して口止めしています。」

愉妃(ゆひ)は純貴妃(じゅんきひ)に言いました。

「私は一切関わっていないわ。調べられて困るのは第五皇子のほうよ。」

純貴妃(じゅんきひ)は愉妃(ゆひ)に言いました。

延禧宮(えんききゅう)。

愉妃(ゆひ)が現れました。

瓔珞(えいらく)は包帯を巻いていました。

「令妃(れいひ)メイメイ(※ 妹分に呼びかける言い方)。」

愉妃(ゆひ)は親し気に呼びかけました。

「そんな呼ばれ方はもったいないですわ。」

瓔珞は言いました。

「魏瓔珞。」

「それがちょうどいいわ。私を敵と思ってるなら親切な振りはやめて。わざとらしい。」

「あなたは恩人よ。傷つけたくないわ。」

「でもあなたは純貴妃の手下となり私を排除しようともくろんでいる。」

「瓔珞。あなたは富察皇后様の寵愛を受けたうえにさらに陛下に寵愛されている。でも私は違う。この紫禁城で純貴妃に頼らなければ私は生きられない。仕方がないの。」

「知ってるの?純貴妃は第七皇子を殺して富察皇后様を死に追いやったのよ。」

瓔珞が言うと愉妃はショックを受けました。

「知りたくないわ。私は生き抜いて永琪(えいき)を守りたいだけ。他のことは知らない。」

「よくも!」

瓔珞は愉妃を指さして怒りました。

「瓔珞。ダメよ。犬は餌をやれば家の番をする。富察皇后様のご恩を受けておきながら純貴妃に味方するなんて。家畜にも及びませんね。」

明玉がかわりに愉妃を叱りました。

「家畜。ここは閉ざされた後宮。寵愛を受けぬおなごは人の顔色をうかがうだけ。私は生きるために一番の親友ですら死なせてしまったの。生きるために高貴妃(こうきひ)に媚びるしかなかった。富察皇后様は恩人だけどあの方は自分を守れなかった。そして瓔珞。あなたは私を救ってくれたけど、その後は何もしてくれなかった!私がつらい思いをしているときに純貴妃様だけが私を助けてくれたのよ!あなたが純貴妃が犯人だと陛下に知らせたの?」

愉妃は媚びるように瓔珞の手に触れました。

「触らないでください!」

明玉は純貴妃を押しのけ間に割って入りました。

「この件はなかったことにして。お願い。このままでは純貴妃は私に罪を着せる。死は怖くないわ。でも瓔珞。私にはあの子がいるの。瓔珞。幼子から母を奪えるというの?」

愉妃(ゆひ)は言いました。

「純貴妃をお許しになれとおっしゃるのですか?」

明玉は困惑しました。

「ねえ瓔珞。雨降って地固まるというわ。富察皇后様の死の真相も落馬のことも調べないで。お互いのためよ。」

愉妃は言いました。

「追及するなと?」

瓔珞不快になりました。

「過去のことは忘れて純貴妃様と仲良くしてちょうだい。子を何人か産めば誰もあなたに逆らわなくなるわ。これは私たちだけでなく、あなたが助けてくれた永琪(えいき)のためなの。」

愉妃は頼みました。

「私が手を引けば、純貴妃は二度と私を狙わない?」

「そうよ。私が保証する。手を引いてくれるなら、私が純貴妃を止めるわ。」

「あなたが?」

「考えさせてちょうだい。」

瓔珞は言いました。

「富察皇后様を死に追いやったのに赦すというの?」

明玉は顔を顰めました。

「私はあの世とこの世の境界をさ迷っていたけどやっと戻って来た。まだ争えというの?」

瓔珞が言うと明玉(めいぎょく)は部屋の外に駆け出しました。

「瓔珞。安心して。必ず純貴妃を止めてみせるわ。」

「愉妃。それでいいの?本当に後悔しない?」

「永琪(えいき)のためよ。息子のためなら卑怯者になってもいいわ。敵に仕えようとも後悔しない。瓔珞。あなたもいつか母になるわ。子を持ったら私の気持ちがわかるはずよ。」

愉妃は帰りました。


愉妃(ゆひ)の部屋。

愉妃は刺繍していました。第五皇子の永琪(えいき)は自分が書いた詩を母に見せました。

「心正しければ筆正しと先生に言われました。書の道も人の道も同じです。正直で正しくしていれば善人になれます。」

永琪(えいき)は言いました。

「おいで。いい先生を持ったわね。これからも先生からしっかり学ぶのよ。」

愉妃はそう言うと息子の三つ編みを泣きながら結い直しました。

永琪(えいき)は既に善の道を歩いていました。

「あとであるお方に会わせるわ。そのお方の歓心を引くのよ。そのお方に守られていれば無事に生きられる。」

愉妃(ゆひ)は永琪(えいき)に言いました。

承乾宮。

嫻皇后(かんこうごう)は父に贈る膝当てを刺繍していました。嫻皇后(かんこうごう)は珍児(ちんじ)に母は自分に厳しかったけど父は自分を守ってくれたと昔のことを打ち明けました。

那爾布(ナルブ)が嫻皇后(かんこうごう)に会いに乾清門まで来ていました。

嫻皇后(かんこうごう)は門限が近く皇后の立場も守らなければならないので今日は父に会わないと言いました。


乾清門。

「これも天意か。」

那爾布(ナルブ)はそう言うと跪いて土下座しました。

「最後に皇后様に一目お会いしたかったが残念だ。これからも皇后様がご健勝でお幸せに生きられるよう祈るしかない。」

那爾布(ナルブ)は言いました。


夜。

和親王弘昼(わしんのうこうちゅう)は海蘭察(ハイランチャ)を呼び止めると「孫殿を中傷した者はことごとく斬首されたんだぞ?」と言って那爾布(ナルブ)を糾弾する奏上を渡すように要求しました。

乾隆帝は海蘭察を部屋に呼びました。

海蘭察は乾隆帝に告発文を渡しました。

乾隆帝は那爾布(ナルブ)が救援米を自分の懐に入れたという訴えを読んで怒りました。

弘昼(こうちゅう)は那爾布(ナルブ)は勤勉で清廉潔白だったのでこれは罠であり調べる必要があると訴えました。

「真水のような粥を提供したせいで暴動が怒り多数の死傷者が出たのだぞ!那爾布(ナルブ)を牢に入れ刑部に尋問させろ。」

乾隆帝は命じました。


日中の承乾宮。

嫻皇后(かんこうごう)は父が投獄されたことを知りました。


養心殿。

嫻皇后(かんこうごう)は皇帝に無理やり会いました。

「陛下。父は無実です。」

嫻皇后(かんこうごう)は跪いて訴えました。

「救護所が襲撃され那爾布(ナルブ)たちは何もせずに多くの死傷者が出た。救援のための食糧が届いたが三割にも満たなかった。そなたの父は誰に陥れたというのだ?被災民か?観察御史か?朕か?」

「陛下。父は二十年間、地位も名誉も求めたことはありません。陛下や民の望みに応えて来ました。直隷河が決壊した時に遭遇したときは自ら進んで手伝い三十日間働き履物は破れて髪は白くなりました。水位が増すと役人や民と一緒に砂袋を運んで堤防を塞いだのです。父の人生で過ちがあったとすればそれは怡親王に賄賂を贈ったことだけです。陛下や国に申し訳ないためあれ以来献身してまいりました。陛下。そのような父が救済米を盗むとお思いですか。」

「・・・・皇后。」

「数日前に父が訪ねて来ました。今日のことを予想し別れを告げに来たのかと。でも私は追い返してしまいました。陛下。もっとよくお調べになってくれませんか?」

「もし結果が同じであればどうするのだ。」

「私は父の無実を信じています。陛下。母や弟が亡くなり家族は父しか残っていません。父の過ちを知った時は怒りのあまり父を責めましたが親子にかわりはございません。父は私のたった一人の家族なのです。陛下。どうか私に免じて機会をお与えください。」

嫻皇后(かんこうごう)は涙ながらに頼みました。

「わかった。もう一度調べる。」

「ありがとうございます陛下。後宮の者は政治に口出しできませんが、父に関わることゆえお赦しください。」

嫻皇后(かんこうごう)は土下座しました。


嫻皇后(かんこうごう)は弘昼(こうちゅう)がやって来たことを知ると養心殿の前でふらつきました。和親王弘昼(こうちゅう)は「お父上の無実は私が証明します」と皇后に約束しました。


寿安宮(じゅあんきゅう)。

乾隆帝は母に会いました。

皇太后は自ら枝の剪定をしていました。

乾隆帝は那爾布(ナルブ)のことで自分が呼ばれたことを察していました。

「那爾布が無実と陛下も信じているのでは?」

「確かに事実です。弘昼(こうちゅう)が各部署で救済舞がくすねられていると証明しました。那爾布が米もなしに民を救えますか?」

「関係無いわ。」

「母上は別のお考えをお持ちなのですね。」

「那爾布(ナルブ)が忠臣であることは確かよ。でも能力が足りない。浙東(せっとう)だけでも百二十六か所の粥の配給処を作ったのに那爾布(ナルブ)の所だけ問題が起きてあの者は暴動を制するどころか火に油を注いでしまったわ。多くの民が亡くなり朝廷は揺らいでいる。私たちが那爾布のように無能ならこの清はどうなると思う?」

「母上は、那爾布を処刑するべきだと申されるので?」

「殺さずに民の怒りを鎮められると思う?」

皇太后は首を横に振りました。

「母上は女官や太監のことも厳しく罰しないのに忠臣を殺すなど言語道断では?しかも那爾布の罪は濡れ衣です。母上。なぜですか?」

「弘暦(こうれき)。那爾布を生かすならもっと調べなければいけないわ。多くの者に影響が及んでしまう。そなたの皇叔(こうしゅく)や兄弟ももちろん、官吏は数千人に及ぶ。救済米は彼らの手を通るたびになくなっていったの。だから残り少なくなったの。」

「母上。各所で搾取した結果が今日のありさまならその責任を厳しく問うべきです。」

「弘暦(こうれき)。座りなさい。確かにあの者たちは万死に値する。でも考えて見て。全員を一度に殺せない。蔓を少しずつ手繰り寄せないと。一気に倒すことはできないわ。焦らず少しずつやるべきよ。履親王(りしんのう)や平郡王(へいぐんのう)を脅かせば皇族を敵に回してしまう。先帝を思い出してみなさい。兄弟が皇族を抱き込んで反発していたから政策を推し進めるのにも苦労したわ。十三皇子を除いては味方が誰もおらず民にまで冷酷だと罵られた。だから粛清して取り締まった。そなたは先帝の功績を礎に寛容という称号を得た。大規模な粛清で臣下を怯えさせたら味方がいなくなってしまう。」

「母上。皇族や官吏をかばい無実の者を殺せとおっしゃるのですか?」

「那爾布(ナルブ)は無能だと言っただけよ。人はだれしも自分が直接見聞きしたものだけを信じる。理解できることしか理解しない。あの者たちにとって那爾布(ナルブ)は不正官吏なの。首をはねる以上に簡単な解決方法があると思う?」

「母上様。那爾布(ナルブ)は皇后の家族です。」

「那爾布(ナルブ)が姻戚でなかったら処刑まではしなかった。だけどあの者は皇后の父よ。だから殺さねばならないの。そうでなければ民に信じてもらえない。清の法は私情を挟まないと。清の皇帝は公明正大と。陛下。一人を殺すだけで皇帝の体面を保てるのよ。」

皇太后は言いました。

「母上様。そのようなことをすれば朝廷の風紀が乱れ私欲をむさぼる者がはびこるだけです。清のためを思っての助言でしょうが軽はずみには決められません。」

乾隆帝は部屋から出て行きました。

「皇太后様。言い過ぎでは?陛下を怒らせましたし皇后様に知られたら悲しまれますよ。」

劉女官(りゅうにょかん)は皇太后に言いました。

「戦や天災が各地で起きている。陛下が那爾布(ナルブ)を殺せば迅速果断と称えられ、各層の官吏を殺せば皇族からは非情な皇帝と責められる。民も清の政治に疑問を抱くようになる。結果の違いは明らかだわ。」

「皇后様。陛下は正しく処断されます。」

劉女官(りゅうにょかん)は言いました。


夜の養心殿の外。

嫻皇后(かんこうごう)は目通りを願いましたが徳勝が一生懸命説得していました。


部屋の中。

乾隆帝は海蘭察(ハイランチャ)と話し合っていました。上奏にはいずれも那爾布(ナルブ)を殺せと書いてありました。浙東(せっとう)の民も那爾布(ナルブ)を処刑する訴えを起こしていました。

乾隆帝は海蘭察(ハイランチャ)ならどうするか尋ねました。

海蘭察(ハイランチャ)はためらわずに那爾布(ナルブ)を処刑すると答えました。

「海蘭察(ハイランチャ)。悪事を憎むそちがなぜそのように考える?」

乾隆帝は尋ねました。

「一人を殺せば民の怒りは静まりますが一度に大勢を殺せば民は混乱します。本物の悪は少しずつ倒していき那爾布(ナルブ)を殺すべきかと。」

海蘭察(ハイランチャ)は言いました。

徳勝は皇后が外で跪いていると知らせました。


海蘭察(ハイランチャ)は皇后に陛下をこれ以上追い詰めないよう説得しました。


夜明け前。

徳勝も出て来て皇后に帰るよう促しました。


乾隆帝は一人残される皇后のために一睡もせずに考えていました。


夜明け。

徳勝と珍児(ちんじ)はうとうとしていました。

乾隆帝が寝殿の外に出て来ました。

嫻皇后(かんこうごう)は父のもとに届いた救済米は僅かだったと釈明しました。

「朕を脅しているのか?皇后。」

乾隆帝は冷たく言いました。

感想

瓔珞(えいらく)50話の感想です。愉妃(ゆひ)は自分の身が危うくなったので息子の永琪(えいき)を瓔珞(えいらく)に守ってもらおうとすり寄りました。数年前の瓔珞(えいらく)なら愉妃(ゆひ)に仕返しをするところでしたが、富察皇后が亡くなり自らを理解し庇護する者がいなくなった今、うかつに行動できないと考えを改めた瓔珞(えいらく)は愉妃(ゆひ)の頼みを受け入れることにしました。

嫻皇后(かんこうごう)は再び父に汚職の嫌疑がかけられました。那爾布(ナルブ)は隙だらけで頭の悪い大臣であるせいか、救済米を横領した容疑で罰せられようとしていました。

ここで弘昼(こうちゅう)はカッコイイ行動に出ます。皇后への同情心からか那爾布(ナルブ)を守ろうとしたのです。当時の法では濡れ衣を晴らすことはできないため、もみ消すことで那爾布(ナルブ)を助けようとしたのです。

しかしながら那爾布(ナルブ)には過去に賄賂を受け取ったという事実があります。いくら清廉潔白な人物でも出来心で賄(まかない)を貰うという罪を犯したのです。このことが他の汚職官吏の付け入る隙となり、山のような上奏が届く結果を招きました。

嫻皇后(かんこうごう)も嘉貴人(かきじん)を殺したという以外に罪を犯したわけではありません。それ以外は同情の余地が多かったのですが、今ではすっかり自分だけが頼りなので自分が自分の策士になって立場を築き上げました。

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